こんばんは、ツクシです。
値上がりし続けるiPhone、日本での普及を後押ししたiPhone 4は5万円前後で購入できましたが、今や12万円近くなりたびたびニュースになっていますね。
そういったニュースでは世界での販売価格などはほとんど報道されないのですが、調べてみると日本は割と良心的な販売価格に設定されている事実が見えてきました。
そこで今回は、iPhoneやPixelの販売価格が世界的に見て日本が安いという事実についてご紹介いたします。
世界的にどんどん値上げ
日本でスマホを広めた原因と言っても過言ではないiPhone 4、その影響もあって当時のスマホシェアは世界平均と真逆のiPhone優位であり、AndroidがiPhoneと拮抗するのには随分時間がかかりました。
そんなiPhone 4は当時5万円前後で販売されており、SoftBankは割賦購入時に通信料から分割価格に近い割引を行う事で実質無料で販売し普及を後押しします。
しかしそれから12年がたった現在、iPhoneの性能が圧倒的に向上した事もあり一番安いiPhone 14の128GBが119,800円と、当時から見て2.5倍近くなりノートPC並みの価格設定に。
そんなiPhone 14の各国販売価格を円換算したデータが公開され、「実は日本が一番iPhoneの価格設定が安い」事が明らかにまりました。
順位 | 国 | 円換算価格 |
---|---|---|
1 | 日本 | 119,800 |
2 | アメリカ | 120,508 |
3 | カナダ | 122,105 |
4 | 中国 | 122,546 |
5 | タイ | 127,292 |
〜 | 〜 | 〜 |
30 | チェコ | 153,194 |
31 | スウェーデン | 155,331 |
32 | デンマーク | 157,968 |
33 | ブラジル | 212,249 |
34 | トルコ | 242,501 |
上図は各国のiPhone 14 128GB販売価格を円換算した場合の最安値〜5位、30位〜最高額を並べたものですが、Apple本社があるアメリカより微妙に安い最安値をマークし、最高額のトルコはほぼ2倍の価格であるのがわかりますね。
現地の物価や各通貨の為替関係があるので参考値でしかないですが、販売元であるアメリカや生産元である中国よりも安いか同等の価格設定というのは、「日本のiPhoneが一番安い」といって差し支えないでしょう。
順位 | 国 | 円換算価格 |
---|---|---|
1 | 日本 | 82,500 |
2 | 台湾 | 87,011 |
3 | プエルトリコ | 87,074 |
3 | アメリカ(最安値) | 87,074 |
5 | カナダ(最安値) | 88,773 |
〜 | 〜 | 〜 |
9 | デンマーク | 95,154 |
10 | イギリス | 96,534 |
11 | アメリカ(最高額) | 97,087 |
12 | カナダ(最高額) | 97,228 |
13 | シンガポール | 101,346 |
同様に上図はPixel 7 128GB販売価格を円換算した場合の最安値〜5位、9位〜最高額を並べたものですが、iPhoneの時と同様に日本が一番安い価格設定となっているのがわかります。
度々ニュースでiPhoneなどの価格が高騰していると報道されますが、これらの調査結果を見るに日本での販売価格はまだ優遇されている方で、他国に比べればまだまだマシな方なのかも知れませんね。