就職などに不利?SNSの裏アカは自分と切り離すべき理由と気をつける事


こんにちは、ツクシです。

スマートフォンが普及した事でSNSは誰もが使用するツールとなりましたが、便利な反面自己顕示欲の為に軽犯罪を自慢し、自分の人生や勤め先を炎上させる事件が後を絶ちません。
こうした事件を受け、近年企業は就職希望者らのSNSをチェックする事も多くなってきているのですが、最近は調査会社を使って裏アカまで調べ上げて合否を出す企業もあるそうです。

そこで今回は、裏アカを特定されないために自分の情報を切り離す理由と気をつける事をご紹介いたします。

 

 

就職の合否に響く可能性

スマホを持つ人のほとんどが何かしらのSNSを利用しており、例えばTwitterやInstagram、最近ではTikTokなどを使っている人も多いかと思います。

自分の友達にも見つけやすいよう個人を特定できる本アカがある一方、自分の知り合いには絶対知られたくない趣味や活動、あるいは愚痴などを投稿する裏アカを使い分けている人も多いでしょう。

そんな裏アカを企業側が採用時に活用する動きが強くなってきており、民間の調査会社に依頼して対象者の裏アカを特定し、裏アカでの発言などを基準に問題があるかないかをチェックしているそうです。

裏アカは基本的に匿名なので自分の普段隠している本性が出やすく、その傾向から昨今見られる炎上事件や企業内で不祥事などを引き起こす可能性がないか確かめているワケですね。

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では裏アカを運用する上で気をつけなくてはならないのは、いかに自分の個人情報と切り離した存在にできるか、という1点に尽きます

登録時のIDやアカウント名はもちろんですが、生年月日や住まいに関する情報、通っていた学校に関連する情報や部活、習い事や資格など履歴書に記載する内容に紐づくものは一切裏アカで使用してはなりません。

なぜかというと、先ほど説明した民間の調査会社は企業から提示された履歴書を元に本アカと裏アカの両方を特定しようとしているからです。

本アカと裏アカを相互フォローなんて絶対ダメですし、裏アカで同級生や学校・地域の取り組みに関するフォローや反応も発見の糸口になってしまいます。

なので裏アカを作成・運用する場合は自分と全く関係ないIDとアカウント名、別の生年月日や居住地を指定しておき、どうしても裏アカで個人的な愚痴などを発信する場合は固有名詞を伏せるか別の単語に置き換えるなどすべきでしょう。

そもそも企業によるSNSの特定や調査などは職業安定法的に違法に近い行為ですし、SNSでのちょっとした発言で人生を左右する就職活動を不利にする事はないですから、裏アカを使う際には別人になったつもりで運用しましょうね。