こんばんは、サクヤです。
最近のゲームはビジュアルにリアリティや美しさのある作品が多く、現実と見間違うレベルの3DCGや絵画のような綺麗な絵をふんだんに使った作品も少なくありません。
一方であえてレトロ感を演出するゲーム文化もあり、1980〜1990年代のゲーム黎明期に似たグラフィックを採用しつつ、独自要素で人気を得た作品も少なくないですね。
そこで今回は、レトロゲームっぽい雰囲気で実在する都市を舞台に遊べるRPGをご紹介いたします。
地域振興とRPGの融合
本日ご紹介する『たかやまくえすと』は、岐阜県の北部に位置する高山市をベースに作られたレトロファンタジーRPGゲーム。
見た目は完全に80年代後半の初代〜ドラゴンクエスト2のようなグラフィックとなっており、懐かしく感じる人もいればドット絵ゲームが新鮮に見える人も多いかと思います。
このゲームは観光事業が盛んな高山市の地域振興の一環として作られたそうで、ゲーム内には実在する地名はもちろん、協力店の写真やおすすめ商品情報なども発信されていますよ。
プレイヤーは主人公アルパとなって魔王を倒す事が目的なのですが、魔王を倒すために7つの町で7ずつ「高山の紋章」を手に入れ、両面宿儺から7つの神器を集めることで魔王を倒せるようになるとの事。
「高山の紋章」は各町の特定の村人の話を聞く事で入手する事ができるので、ちゃんと話を聞いて周るとどんどん飛騨高山の観光情報に詳しくなっていきます。
また、ステータス画面から高山市観光に関する情報にアクセスできたり、GPS機能を使用して実際に高山市を訪れるとゲーム内特典が貰える仕組みなどもあり、思った以上に地域とリンクする機能が多いです。
最近またコロナの勢いが強くなっていますから、いつか旅行で飛騨高山に行くのを想像しながら『たかやまくえすと』で世界を救うのも面白そうですね。
多少操作はしにくい作りですがゲーム難易度はやさしめで、ゲームに慣れていない方もサクサク進める事ができるので是非ダウンロードしてみてください。
たかやまくえすと
地域振興RPG
カテゴリ：ゲーム
価格：無料
