2006年の恋愛ゲーム『マブラヴ』がアクションRPGで復活?


こんばんは、ツクシです。

今から20年前の2003年に超王道学園アドベンチャーゲーム(18禁)の『マブラヴ』がリリースされ、2006年には続編となる『オルタネイティヴ』、2021年にはアニメ化もされました。
『マブラヴ』はアニメ化以外にもメディアミックスが多数行われており、CDや小説、マンガにテーブルゲームなど長年様々に展開され、ついにスマホゲームにも登場する事に。

そこで今回は、『オルタネイティヴ』をベースにしたファン泣かせの新作スマホゲームをご紹介いたします。

 

 

複雑でアクション性は薄い

『マブラヴ オルタネイティヴ』をベースに作られたスマホゲー『マブラヴ:ディメンションズ』は、地球外起源種であるBETAと人類の戦争を繰り広げる現代地球が舞台。

人類はBETAとの戦争を強いられ日本は軍事主義社会となっており、BETAに対抗するための陸戦兵器として戦術歩行戦闘機(戦術機)を作り出し抵抗している状態です。

会話パートなどは残念ながらかなりチープで、PS2時代のRPGをそのまま持ってきた印象となっており、最近のスマホゲーと比べると物足りなさが目立ちます。

立ち絵が表情差分しかないのは100歩譲ってしょうがないのですが、イベントスチルへの切り替えも乏しく、立ち絵が上下左右に動くだけで緊張感や躍動感は皆無です。

戦闘パートは自身の操縦する戦術機1体に最大3体まで戦術機が追随する4体編成で、通常攻撃は自動となっており、基本操作は左上のマップを見つつ囲まれないように移動終点をタップして移動するのみ

右下のキャラクター表示にあるオレンジ色のゲージが溜まるとアクティブスキル、いわゆる必殺技を使用して大ダメージや殲滅攻撃を使えるのですが、体感1ステージ各1回が限度と使える機会は少なめです。

クションゲームにしてはアクション要素が少なく、移動も仮想コントローラーなどではなくタップ形式なのがなかなかストレスの溜まる仕様なので、今後のアップデートに期待といったところ。

基本操作が移動だけだとしても、例えばゲージ式のフリック操作で回避モーションになるとか、リロード中は逃げ回るだけなので画面ホールドで防御姿勢とか、ゲーム操作にメリハリが欲しいと感じました。

おまけとして「確率時空」と呼ばれる原作が楽しめるコンテンツが用意されており、原作をフルボイスで楽しめるのは原作プレイヤーには嬉しい仕様なのではないでしょうか?

現時点ではあまりオススメできるゲームではありませんが、原作を体験してみたい人、これからのアップデートに期待するファンの方はぜひダウンロードしてみてくださいね。

マブラヴ:ディメンションズ

紡がれる新たなマブラヴの世界
カテゴリ:ロールプレイング
価格:無料