『鉄血のオルフェンズG』がクソゲーと化した原因と対処について


こんばんは、ツクシです。

筆者はガンダムシリーズで『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が1番好きで、3年前にアプリ化が宣言された時は本当に嬉しく、リリースまで期待でいっぱいでした。
しかし蓋を開けてみれば控えめに言ってクソゲーであり、筆者は好きな題材のゲームでありながらプレイしなくなり、記事を連載する気も徐々に失う結果に。

そこで今回は、『鉄血のオルフェンズ』が1番好きな筆者が『鉄オルG』がクソゲーと化した原因と対処について語りたいと思います。

 

 

解釈の不一致

現在『鉄オルG』のストアレビューはiOSが2.5、Androidが2.4でいずれも★1が最多という最悪の結果となっており、控えめに見ても有名タイトルを被ったクソゲーです。

この結果を引き起こしたのは間違いなく「最終テストをユーザーに投げた前倒しリリース」で、本来12月14日リリースだったアプリを11月中旬に突如リリースした事が証拠となっています。

人気アニメかつ3年間もファンを待たせたのでファンの期待値は非常に高く、リリースしたのが開発が本当に本プレイしたかも怪しい戦闘環境、そして渋すぎるガチャ環境がより大きな失望感に変化しました。

ちなみに「ガチャが渋い」というのは排出率だけではなく、ゲームをクリアしていって貰えるガチャを回すための報酬が信じられないほど渋い、という事も含みます。

ソシャゲのほとんどは家庭用ゲーム機用のRPG雑魚戦のような内容になりがちで、それが延々と続くのにユーザーがプレイするのは「マジで面白いゲーム」か「頑張れば無料でガチャが回せるから」であり、『鉄オルG』運営は両方とも達成できませんでした。

「マジで面白いゲーム」は確実に作る事はできませんが、「頑張れば無料でガチャが回せるから」という環境は簡単に作る事ができ、そのガチャの結果がSNSなどで流れれば違う盛り上がり方もしたでしょう。

また本編である戦闘についてあまりにも情報開示が少なく、何に影響するかもよくわからないパラメータや意味不明なダメージ結果などは、攻略しようとアレコレ考えるユーザーのやる気を削ぎました。

しかも特定キャラの特定スキルがゲームバランスを大きく崩しており、そもそもそれができないととても攻略できないようなステージが出てくるので、ガチャを引かないとゲームが詰むというのが今の環境です。

最大の問題は運営とユーザーの間に発生した「解釈の不一致」で、運営は原作の躍動感をスキルで再現した棒立ちバトルを出し、ユーザーが求めたのは躍動感や緊張感を伴うアクションバトルだったのです。

事実上戦争をしているガンダムが棒立ちで替わり番こで殴り合う様は滑稽で、原作のバトルをスキル以外では1mmも再現できておらず、待機中もランダムで機体同士が鍔迫り合いとか動きがあればまだマシだったハズです。

また正確には題材が異なるのですが、まだ『ガンダムブレイカーモバイル』の方がガンダムを操作している感や原作っぽい表現が多く、3Dモデルは若干チープですがコチラの方が圧倒的に楽しいまであります。

リリースした以上ゲーム本編の大幅は改善は不可能でしょうし、現環境の都合上ゲームバランスを取る事も無理でしょうから、『ウルズハント』鑑賞専用アプリになってしまうのは必然だったと言えますね。

まとめ

色々言いましたが、ざっくりとした『鉄オルG』がクソゲーな原因は下記の通り。

  1. リリース前倒しでユーザーにテストさせた
  2. 戦闘システムや演出が解釈違い
  3. ガチャが色んな意味で渋すぎる

その上で筆者が考えた対処は下記の通りです。

  1. 戦闘に関するパラメータなどのヘルプ実装
  2. 棒立ちじゃなく鍔迫り合いなどの演出を実装
  3. 実質必携スキルのナーフとステージ難易度の緩和
  4. ステージクリア報酬の充実(ガチャ関連)

ガチャに関してはガチャアイテムのドロップ率を上げたくないなら、ステージクリア報酬でのみ回せる一般ガチャがあるだけでも大分良いと思うのですが、まぁ時すでに遅しですね。

他にも言いたい事や改善案は山ほどあるのですが、今回は特に目立った点に絞らせていただいたので開発者や運営の方の目に留まって改修される事を祈ります。

鉄血のオルフェンズG

ガンダムの最新バトルRPG
カテゴリ:ゲーム
価格:無料