全ネットユーザーが読むべき裁判マンガ『しょせん他人事ですから』


こんばんは、ヨツミです。

今年に入ってから回転寿司チェーンで撮影された迷惑動画炎上は業界自体に影響を与えており、逮捕者も発生し回転寿司なのにレーンを廃止する事を宣言する店舗も出てきました。
当人らはちょっとしたイタズラのつもりでも、刑事事件に発展したり裁判に発展して巨額の賠償金が発生する事も少なくありません。

そこで今回は、最近何かと騒がれるネット炎上を題材とした弁護士による裁判マンガをご紹介いたします。

 

 

ネットに強い弁護士監修

本日ご紹介する『しょせん他人事ですから』は、法律事務所アルシエンを開設しネットに強い弁護して有名な清水陽平弁護士が監修したネット炎上裁判マンガ

作中で取り上げられる事件は実際に発生した事件ではなく、あくまで過去の事例や現行法に基づいた架空のストーリーなのですが、その内容にはリアリティがあります。

https://alcien.jp/lawyers/shimizu

1巻ではデマや誹謗中傷のコメントが自身のブログにコメントされ炎上、それが拡散し精神的に疲弊したブログ主の桐原さんが主人公である保田理弁護士に相談しに。

事件の経緯を聞いた保田弁護士は法的に2つの対処方法がある事を説明し、そしてネット上でも最近よく聞くようになった「情報開示請求」について説明してくれました。

https://twitter.com/huziyakatuhito/status/1564109477023924224

これを自身に置き換えれば、例えばブログやSNSアカウントが悪意をもって炎上した場合の対処がどうなるか理解できますし、加害者となった場合どういった結末が待っているかわかりますよ

また劇中で保田弁護士が言っていますが、「金がかかり」「時間がかかり」「何より自分の精神が削られる」と忠告し、「情報開示請求」が請求者にとって「しんどいんですよ」と教えてくれます。

https://twitter.com/huziyakatuhito/status/1369595816608821256

被害者サイドと加害者サイドの両方が描かれるように構成されていて、自分が当事者となった場合どのような事が起こり、どのような選択肢と結末があるかを理解できるので、ネットリテラシーの教科書として最適

現在4巻まで発売されており、1巻では「誹謗中傷に関する裁判」2巻では「有名人誹謗中傷による開示請求」3巻では「子供のネット悪戯で裁判」4巻では「子供のネット悪戯が生み出した被害と結末」が描かれていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

しょせん他人事ですから

とある弁護士の本音の仕事
カテゴリ:マンガ
価格:715円〜